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イギリスに住んで、特に子供を育て始めてから感じているのは、イギリスでの公立教育システムはともかくとして(学校の定員が一定なので溢れると入れないで泣く子供が居る)、とにかく子供にモノを教える、興味を持たせるような工夫を凝らした企画が、上手で、それが遠い都会に出かけていかなくとも、地元で十分に楽しめるということでしょうか。

土曜日に、閑静な高級住宅街WimbledonParkのある教会ホールで開かれた『Teddy Concert』と銘打った、子連れFamily向けのクラシックコンサートに行ってきました。
こちらでは「Teddy Picnic」と称して、自分のお気に入りのテディベアを連れて行うピクニック企画などもよくあるようですので、テディベアをテーマにした子連れ企画というのは、永遠の定番!のようなものなんでしょうね。
チラシにも大きく「Bring a Teddy」となっていたので、ちゃんと大小のクマ2匹を連れて行きましたよ(笑)
事前に教会に足を運んで入手しておいたチケットは大人が£5、子供が£2.5、合わせて£12.5也、予定時間は50分です。
教会に入ると、顔を見知ったことがあるような、でもどこであったか思い出せないご婦人がチケットをもいでくれました。
(後で思い出したら、娘の通うMusicクラスで一緒の時間になっていたお母さんでした、この教会の信徒さんなので、お手伝いをしていたようです)。
みんな自分のクマを連れて来てるのかな?と周囲を見渡すと、確かに大小のクマを持ってきています、イギリスでのぬいぐるみのクマ所有率って限りなく100%に近いのでは!?
でも中には『ぱんだ』を連れている子、カラフルな鳥やサルのぬいぐるみを持ってきている子も居て、クマ以外のものが大事なお友だちの子どももやっぱり居るんだよね〜と思ったり。

うちの娘は「しまじろう」が一番ですが、実はこの日の朝は何故か久々に「フクロウのちぃちゃん」を連れて行くと言い出しまして、、、サルがいいなら、フクロウでも良かったかもしれませんね(^^;)

この日の出演はGerard Le Feuvreという方が率いる、The Kings Chamber Orchestra
このオーケストラは特に、独自のTeddy Concertのプログラムを持ち、各地で開催しているようです(詳細はコチラ)。

Gerard Le Feuvreさんは元々はチェリストのようで、指揮の合間に、自分でもチェロを持って(勿論弾いて)歩き回っていました。

「歩き回っていました」と書いたのは、本当に演奏者が教会の礼拝ホールの左右真ん中の通路を歩き回って、子ども達が間近で演奏者が見えるような親近感溢れる演出をしてくれるのです。
コンサートの始まりと共に、楽屋となっている、小部屋から、ひとりまたひとりと、楽器を演奏しながら(チェリストでさえ、チェロを持って、歩いてきます)、通路の後ろから前方へ移動しながら、所定の位置に収まります。
コントラバス(ダブルベース) *1
チェロ *2
ビオラ *3
バイオリン *4 のコンパクトな弦楽器のみの構成です。

最初は指揮者のGerard Le Feuvreさんの挨拶。
写真をご覧になれば賛同していただけると思いますが、インテリかつエキセントリックな印象の方で、そしてすごーーく芸達者でした(笑)

「さぁ、これから各国への旅に向います、演奏がどの国をあらわしているか、当ててくださいね」とクイズ形式で進むコンサート、スペイン、スウェーデン、アメリカ、エジプト、それぞれの国っぽい音楽を弦楽器で演奏し(告白すると私たちには何の曲は殆ど分かりませんでした^^;)、指揮者はその国っぽい帽子を次々にかぶり変えて、メイン通路を芸達者なステップと演技で歩き回ります。
さすが子供向け!

私が一番感心したのは「実際の指揮をやってみましょう」のパート。
先ずは、
「指を一本、高く上げて〜」
「ぶんぶん腕を振って〜」
この練習を全員でやり、更に演奏が加わって、緩急をつけて、指揮者と一緒に指を振る練習。
指振り(指揮)の緩急と共に、演奏の速度が変わることを実感させます。
これで、一曲終わったら、今度は指名して女の子1人、男の子1人を手前に呼び出して、一人ずつ、指揮を体験させてくれるのです。
ヒツジの毛のカツラ付きで(笑)
指揮者は「かぶると、もっと才能あるように見えるよ〜、でも臭い;」と盛り上げます(笑)

そしてここで一番感心したのは、実際子供が指を降るのに合わせて、早くなったり、遅くなったり、本来の曲のペースを忘れて、子供の指の動きに合わせてギリギリまでゆっくりの演奏までやってのけてくれたことです、早くなったり遅くなったり、それでもちゃんと演奏しているところがすごいなぁと、素人はそれだけにもう感動。
オーケストラが必死でついてくるのが面白いので、どちらの子供も、イジワルな緩急で攻めて、楽しんでましたよ(笑)
見ているこっちも、面白かった〜〜〜

途中、何故かジェームズ・ブラウンの曲も入ったのですが、その時には全員、サングラスをかけて、めがねの方も、めがねの上からでっかいサングラスをかけて演奏していました。
こういう小道具が効いているところが、大人の余裕とでも云うのでしょうか、いいなぁと思った次第。

最後には、また1人1人、左右と中央の通路を歩き回りながら、退場していかれました。

実際、演奏を楽しむというよりは、パフォーマンスを見に行ったと言った方が正しいコンサートでしたが、50分間、楽しく過ごすことが出来ました。
ただ、3歳の娘は、開始30分ほどで、おやつが食べたくなったらしく、「もう終わった?もう帰る?」と小さい声で言い出し始めたのですが、それでもクマを振り上げたり、振り回したりといったパフォーマンスでジリジリ引き伸ばして、なんとか50分、座っていることができましたよ、ホッ。

普通コンサートは演奏が終われば、「はいサヨナラ」ですが、さすが教会主催だけあって、コンサートの最後には、信徒さんのボランティアにより、お茶とビスケットが振舞われ、さきほどの出演者も混じって、団欒タイム。娘はジュースとビスケット、そしてオーケストラの名前が印刷された風船も貰って、大満足でした。
 | 嬉々つれづれ  | TB(0)  | CM(2) | Page Top↑
3歳のお子さんが50分間もコンサート会場にいることが出来たなんて驚きです!
このオーケストラのサイトに掲載されている 子供たちの楽しそうな様子! 親子で楽しめる、こういうイベントって良い思いでになりますもんねぇ〜

こちらの記事、詳しく書かれていて まるで私までコンサートを経験した気になれました♪
mark*mama  06/27/2007 Wed URL [ Edit ]
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mark*mama*さん、初めまして、コメントをありがとうございます。
普段は亀更新の日記ブログですが、このコンサートは行った翌々日には記事にしていたので、かなり興奮していたようです、私;
その割にカメラ忘れるし(−−;
つい長々と書いてしまったのですが、読んでくださってありがとうございます。
そうなんです、50分も耐えられるか心配でしたが、周囲も同じくらいか」もっと小さなお子さんを連れている家族連れも多くて、静かに聴くのではなく、家族で参加できるようなプログラムだったので、けっこう知らない間に時間が経ってしまっていましたね。
娘は腹時計がオヤツの時間だったので、ちょっとぐずりましたが、そろそろ我慢も覚えてもらわないと困るので、ちょうど良い機会でした。
海外育児事情のトラックバックをお使いなんですね、こちらからも遊びに行きますね〜♪
<mark*mamaさん  06/27/2007 Wed URL [ Edit ]
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