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シュタイナープレイグループ潜入記・第一回目です。

一回目は少し遅れて入っていったのですが、教室の中の端っこに、小さなキッチンがあり、しかも普通のプレイグループのお部屋、教会に付属のキッチンよりも、家庭的(カントリーチック)なキッチンなので驚きました。
キッチンの横には、手を洗うためのシンクと金盥(ホーロー製洗面器)があります。
真ん中に机を寄せて、お母さん達は机を囲んで、工作中。
この日(11月初旬)はランタンFestivalということで、画用紙に切り込みを入れてホッチキスで止めて、ランタンを作っていました。
子ども達は、お母さんと一緒に工作をやってもいいし、教室の中にあるおもちゃで遊んでもいい。おもちゃは木製・布製、キッチン系はIKEAの本物っぽい金属製のミニお玉なんかも揃っています、とにかく本物・木・布志向なんですね。
うちの娘は初めての場所でも誰のオモチャでも気にせずに、自分の家で自分のモノのように、すぐに遊びだすタイプなんですが、意外とここでは大人しくて、初日はずーっと横に一緒に座って、初めて使うハサミに夢中(子供用の小さいのが用意してあったので)。
ランタンを作り終えて並べると、この日先生が拾ってきたという、大きな黄色や赤に紅葉した美しい落ち葉を出してくれました。「ランタンに飾ると素敵でしょ〜」ですって!
残念ながら写真はないのですが、落ち葉をランタンに飾ろうという発想が、素朴で、とっても気に入ってしまいました。

そのうち、工作を片付ける時間になると、先生は小声で「〜Tidy up〜」とささやくような歌を歌いだし、ホウキとチリトリで掃除を始めます。長くこのプレイグループに通っているお母さんから率先して動いて、机やイス、道具を片付けて、端に寄せていきます。
その後、輪になって、手をつなぎあって、歌の時間。
でも、娘はこの時間の悪いことに、トイレタイム。
トイレから戻ってくると終わってましたが、さわりを聞いた限り、あんまり知っている歌はありませんでした(^^;)、歌も元気良くというよりは、先生の個性が出ているのか、ささやくように静かな感じです。
(かといって、子どもが騒ぐのを、無理に止めようとするわけでもありません、勿論)

歌が終わると、順番に並んで教室内のシンクで手を洗い、紙タオルで拭きます。
その間に先生はお茶の用意、勿論お母さん方も率先して手伝い、また机と並べて、テーブルクロスもかけて、イスを並べて、食器を並べて、お茶の注文をとります。
全員で寄せた机を囲んで、お母さんはハーブTeaか紅茶、子ども達はお水と、ささやかなおやつを頂きます。
この時子ども達用に使わせていただく食器もコップも陶器製(IKEAでしたね)、おやつはOrganic素材のライスクラッカーや果物、ドライフルーツでした。
そして、おやつもお水のお代わりも、隣から隣に回しあうのです。蜜柑は誰かが剥いてボールに入れてくれたのを、ひとふさ、ふたふさずつ、分け合って頂きます。
おやつを食べ始める前には先生のお祈りのような歌が入り、真ん中に置いたろうそくをともすのです。
わたしはこの光景を見て、ゴッホの初期の作品、「じゃがいもを食う人々」というのを思い出しました。
ろうそくの明かりの中で、質素なじゃがいもで夕食を囲む人々の顔を描き出した、ゴッホにしてはとても暗い作品ですが、質素な晩餐を囲む人々の姿を描く彼の中の、深い宗教心を感じたものです。

おやつが終わると、再び、机やイス、クロスを片付けて、またお歌。今度も手をつないで、大きな輪をつくり、教室のもう片方の端にあった、ランタンFestival用のディスプレイを囲んで、ディスプレイの中に用意された本物のランプ(周りがガラスで囲まれた戸外用のランタン、小さなロウソクを入れられるようになってます)にろうそくを灯しました。
そのランタンを手に持った先生に先導されて、手をつないで数珠繋ぎになって、他の空になった教室を巡ります(先生はずっと静かに歌っている)。
これがランタンフェスティバルなんだ〜〜〜〜@@!

最後に教室に戻って、お開き。
特別な行事がある時は、幼稚園に通っているお子さんのお母さんが手作りした、小さな包み(中はクッキーやフラップジャック)をお土産に頂けるようです。
娘は、この日、特に教室内で遊んだ感じはなかったのですが(既にスイミングでお疲れか?)、このお土産がすっかり気に行ったらしいです(笑)
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シュタイナー教育、幼児教育ではモンテゾーリと対極にある感じの教育法ですよね。
実はうちの近所にも幼稚園(1才)から中学校までのシュタイナー教育を教育理念にした学園があります。友人に誘われてOpen houseに出かけていったらそうとわかったのですが、Waldorfと呼ばれているので、始め気がつきませんでした。音楽美術教育に特色があるみたいで、校内のあちこちで先生がチェロやフルートなどを奏でているのが印象的でした。モンテゾーリの様に子供に実生活を体験させる教育は自分でもできるけれど、本物の芸術や音楽に触れさせる教育は自分ではなかなかできないので、いいなあ、と思った覚えがあります。
先生達が静かなのも、教育方針の一つなんですかね(^^)。
rinko  12/14/2006 Thu URL [ Edit ]
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私は教育学部を出ているのですが(はずかしながら;)、幼児教育を専門にしなかったこともあり、モンテッソリー幼稚園もシュタイナー幼稚園も、子どもが産まれるまで、殆ど知りませんでした。
先にモンテッソリー幼稚園のことを知り、おっしゃるように実体験を大切にしているところに惹かれたんですが、Wimbledonで一番有名なモンテッソリーの幼稚園の噂を聞く限りでは、お勉強の色が強すぎて・・・(これは後にまた記事にしようと思っています。
その点では、確かにシュタイナーは対極にありますね、7歳まで積極的に文字を教え込まないらしいし。
自分が音楽苦手コンプレックスがあるおかげで(笑)、わたしも子どもの感性を大事にするシュタイナー教育に惹かれているのですが、中学・高校まで、シュタイナー教育で育つと、芸術分野意外での進学が難しいようなので、ちょっと躊躇する点ではあります。
”職人”を育てるのにはいいと思うんですけどね〜(笑)
ろくろく  12/15/2006 Fri URL [ Edit ]
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