英国でアレルギー検査を受ける(2) 

前回のポストからかなり経ってますが、4月の初めに、英国NHSで初めて受けた血液検査のお話です。
2006060301 ところで、娘より月齢が小さい1歳未満のお子さんでも「顔や唇が腫れて膨れ上がる」「咳き込む」「呼吸困難」などの症状を引き起こした場合は、受診した救急やGP医などが専門医及び血液検査のリファレンスを書いてくれるようです。

うちは日本で青魚を食べるまでは、離乳食をゆっくり目に進めていて、アトピー症状以外出なかったので、血液検査は後回しになっていました。 

さて、指定の時間に病院に行きますと、奥の入院病棟からナースがおえに来てくれて、個室に通されました、その部屋にはおもちゃやTV、ヴィデオも備わっていて、子どもが飽きないように工夫されています。

先ずは採血の進め方の説明。
「皮膚(採血場所は手の甲)に、麻酔クリームを塗りますか?、これは両親の判断で決めてください」と聞かれる。
このクリームを塗って30分ほど待つと、塗布した場所の肌の痛覚が麻痺して、針を指す痛みを和らげるそうです。
検査項目が沢山ある場合など、十分な採血量を確保する為に、採血時間が長くなってしまうので、子どもは痛くてかわいそうですよね。
詳しく調べている時間もなく、塗布だけなら副作用云々を心配することもないかと思い、お願いすることに。
ナースは「その方が彼女には親切だわね」と言っていました。

クリームの作用が効いてくるまで30分ほどは、ヴィデオを見たり、おもちゃで親が遊んでやったりして、最初の個室で待機。
時間が来たら、再び同じナースが迎えに来て、隣室へ移動しました。

隣室には更に二人のナースが待機していました。
夫が椅子に座って子どもを抱っこ、一緒に腕を抑えますが、そのほかにも抑え役のナースが一人、一人は採血、もう一人は遊び役で、テレタビーズの人形を見せたり、電動の犬のオモチャを見せたりして、子どもの気をひいてくれます。

採血作業は、クリームの効用か、針と刺されたときと、採血が長くなって我慢しきれなくなった時に、ちょっと唸ったくらいで、さほど泣き叫ぶこともなく無事に終了しました。
検査項目が多いので、採血に時間がかかり、クリームを塗っていなかったら、きっと娘は大泣きのパニックで大変なことになっていたと思います。

終了後は、「よくやったね〜」と三人のナースから大げさに誉められ、ご褒美に、うすーいFairy(妖精)のシール付きワークブックを頂きました。

無事に採血を終了し、あとは結果待ち、、、結果を聞く為の予約は血液検査と同じ時期にブッッキングされていますが、一ヵ月後の5月初めだそうです(^^;)
時間がかかるのがNHS・・・。

NHSの制度にはいろいろやきもきすることも多いのですが、今回の採血は、子どものことを第一に考えて、クリームを勧めてくれたり、TVやビデオを見せてくれたり、遊んで気をひく役まで用意してくれたり、子どもへのケアは手厚いのだということを、ようやく実感できました(笑)

ちなみに日本の採血と比較すると・・・残念ながら英国式に軍配が上がると思います。
日本で採血をされた方はご存知だと思いますが、必ず「親御さんはご遠慮ください」と言われて、子どもだけ抱えて別室へ連れて行かれるのです。
うちは生後5ヶ月、10ヶ月、1歳半の三回検査を受けました(どれも小さすぎて値が出なかった&魚は想定してなくて検査漏れ;)
10ヶ月の時市民病院を受診したときは、別室で起こっていることが心配になり、こっそり覗いたことがあります。採血する腕だけ出した状態で全身バスタオルでぐるぐる巻きでベッドに寝かされ、ナースが上から押さえつけた状態での採血でした。勿論断末魔のような悲鳴を上げてます(涙;)
採血中に親が立ち会っていなくて、もし事故や刺し間違いがあったらどういい開きをするのでしょう?

一度「是非立会いを」とお願いしたのですが「お母さんが傍にいると余計に甘えて泣くから」という理由で、選択の余地なくお断りされてしまいました。

ちなみに、これが大人の場合だと・・・。
トモダチの経験談では、手術後に手術した部位に差し込んだチューブ(膿みやその他体液排出の為)を、麻酔ナシでいきなり引き抜かれて、病院中に聞こえるような悲鳴を上げたとか、これはNHSではなくプライベート病院での出来事なので、NHSは言わずもがな、大人には我慢が要求されるらしいです(笑)
でも出産の時には痛みを和らげるように、本人の希望に照らして最大限の処置をしてくれるのが普通なので、時と場合によるということかしら?

コメント

ひえ〜!日本の採血方法に仰天です。
いくら暴れてやりにくいからって、そんなやり方じゃトラウマになっちゃいますよ〜。親が子供と一緒にいられないなんて、フランスでも考えられません!
一時期、日本の老人ホームで、老人を縛り付けて「世話」するなどと問題になりましたが、なんとも心が寒くなる話ですね。

西洋では病気の子供を慈しむ傾向があるように思います。こちらの小児病棟でも長期入院患者の気晴らしのためにボランティアでピエロが回ってきたりとか。いろんな慈善活動、募金なども病気の子供を対象にしたものが結構ありますし。

かのんちゃん、最後までよくがんばりましたね。ご褒美までもらってよかったよかった。

おひさしぶりー

いやぁ、やっと復活しましたぁ。
これからもよろしくね♪

バスタオルでぐるぐる巻きって、怖すぎ!っていうより、想像しただけでかなりdisgusting!うちの子だったら、親と話された時点で大泣きだろうなー。
NHSの対応はかなり親切だと思いましたよ。うちも先日、アレルギー医に会ってきました。なんですが、血液検査ではなかったんです。腕にプチッとテスト液をたらすの。20分後に確認します。うちの子はやっぱりミルクにすごく反応が出てました。かゆがっていたし。4,5才まではミルクあげないほうがいいって。免疫ができて大丈夫になる可能性もあるみたいです。

アレルギーテストの採血ってそんなに大変なのですか...。アレルギーテストってもっと気軽に簡単に受けられるものかと思っていました。うちも花粉症のテストを家族全員で受けようかと思っていたのですが、こちらも大変なのかな。
日本の病院の対応にもびっくりしました。「裸でタオルぐるぐる」を3回も我慢したなんて、娘さんえらかったね。
痛みに関する対応は国によって特色ありますね。欧米は痛みをとにかく避けようとするというか。反対に日本は自虐的に痛みを我慢する事多い気がします。

うわぁ〜日本の採血方法びっくりです!
まだ小さな子と親を医療処置中に、離すなんて、本当何かあったら、どうするのでしょうか…
それに比べると、イギリスでは、パパに抱っこされて、ご褒美もらえて、長かったけどがんばって、よかったね☆

<リラさん、りんさん

別室に連れて行かれると、親も何をされているのか気になっちゃいますよね、泣いてもいいから、やっぱり立ち会いたいわ。
バスタオルでぐるぐる巻きは赤ちゃん(1歳手前)だったからかもしれませんが、2,3歳でもじっと座ってるとは思えないので、大変そう;
麻酔クリーム、導入してくれればいいのにと思ったけど、30分待つのがネックなのかしら?
血液検査自体は日本のほうが気軽にしてくれるというか、保険で調べられる項目が10くらいなので、「あと調べたいのは来月でもできるよ」と言われました、でも何回も刺すのはかわいそうだし、子どもだけでも保険適用範囲広げて欲しいです。
病気の子ども対象の慈善事業やイベント、こちらでも盛んです、入院病棟にはおもちゃや遊び場が充実してるしね。病院にピエロが回ってきてくれるなんて、素敵なボランティアですね♪

<りんさん
復活、待ってました〜
さっそくサッカーの試合見に行ってきたのね、地元だもんね〜
またフランクフルト生活の更新、期待してますね♪

<OREOさん

お友だちの赤ちゃんが、一ヶ月以上早い出産だったのですが、そういう子念のために精密検査を受けるのだそうで、スキャンの機械にやっぱり、バスタオルでぐるぐる巻きで入れられてたそうです、動物の保定と同じやね(笑)
この血液検査は、1歳未満、または1歳半で受けたので、2、3歳の子はどんな風にするのか・・・将来帰国した時に是非リサーチしてきますー。
ライアン君、プリックテストでミルク陽性だったんですね。お友だちのお子さんも定期的にアレルギー医にかかっていて、血液検査でアレルギーのあると分かっている項目がクリアされたかどうかの確認に、先ずはプリックテスト、次に実際食べてみるチャレンジを行うと言っていました。
プリックテストで反応が出て痒がったようなら、しばらくミルクは除去ですね(お母さんは大変だけど)。ミルクは成長とともに大丈夫になることが大半だから、ライアン君も大きくなったら食べられるようになるといいですねぇ。

<rinkoさん

あっ、バスタオルぐるぐる巻きは、一応服は来たまんまなんですよ(^^;)、腕だけまくってね。
動物の保定みたいな感覚だと思います、子どもが暴れないように。
花粉症は辛いですね、やっぱり血液検査なのかしら?
プリックテストで軽く済むといいですね。
日本で花粉症に悩むお友だち(いつも春は死んでます;)が血液検査を受けた結果は「疑陽性」くらいのレベルだったそうで、血液検査の結果だけが全てではないようですが。
我が娘も最近汗疹のような湿疹が腕に出て、風邪症状もあったのでGPには「花粉症みたいだねぇ」と言われています、暑さが引き金になってるとも思いますが、もしかしたら芝に反応して湿疹が出たのかもしれません。
日本は出産の時も「我慢してなんぼ」みたいな雰囲気がありますよね、授乳の為のマッサージも痛くても子どものために我慢するのが母親!みたいな。
野蛮だわ;;;

<プルママさん

親が立ち会っていない状態で医療事故があれば・・・と心配になりますよね?
麻酔クリームって初めて聞いたんだけど、アレルギーかもと悩みつつ、血液検査の針を刺すのを躊躇して受けないお母さんも多いし、日本でも小さい子限定で使うと、もうすこし苦痛が減っていいのではと思いました。
予防接種のご褒美にGPでナースがチョコをくれようとしたんですが(1歳だっちゅうの!)、チョコではなくて、シールだったので、親も嬉しかったです。
アレルギーが心配なのにチョコはないだろうけど(笑)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://dokokaiikoto.blog25.fc2.com/tb.php/169-60224e53